ミラノ ラムフェス限定ボトル入荷しています
2017年ホテルマリオットミラノで始まったミラノラムフェスティバル。その後コロナ禍により開催が休止されていたようですが、2023年よりイタリア最大級のウイスキーフェスティバル ”ミラノウイスキーフェスティバル&ラムショー” として復活をすることになったようです。
ミラノと言えばカンパリ!と言いたくなりますが(カンパリはミラノ生まれ)、ウイスキーやラムもヨーロッパでは人気のあるお酒でですかイベントは盛況だったかと思います。以前から個人的に興味のあったフェスだったので、今回はそのフェスティバル向け限定ボトルを入荷してみました。
今のヨーロッパでのラム熱が一部伝わるボトルかと思います。計2本入りましたので、簡単にご説明しますね。
イタリア・ミラノのラムフェス限定ボトル。とてもキュートなデザインとなっています。
ラム・フェスティバル限定ボトル バルバドス フォースクエア 16年(2006-2023)58.8%
コメント:こういったイベントボトルにはよく選ばれるフォースクエア蒸留所。やっぱりラムとしてでなく、ウイスキーやブランデーも楽しめる方々にもアプローチできるバランスよい味わいがあります。香りは曇ったドライフルーツや軽くローストしたウッディさからくるバニラ感、軽いキャラメルとチョコレート。味わいはキャラメルやフルーティーを感じて、樽感があるローストのアクセントがひと癖あるように思われます。フィニッシュは中程度から長い余韻。アルコール度数が高いにもかかわらず、けっこう気になりません。
ラム・フェスティバル限定ボトル ガイアナ ヴェルサイユ 16年(2006-2023)55.9%
コメント: ヴェルサイユといえば糖蜜から独自のシングルウッドポットスチルを使用しているところがよく注目されますね。木製の蒸留器は最近ではあまり見かけないから、という理由からでしょうがそれよりここの蒸留所の原酒はまず飲んでみないとユニークさが伝わらないかと思います。香りはドライフルーツとスパイシーさとウッディさが複雑さを表現。徐々に皮革とリコリス、焦がした糖蜜なんかも出てきます。味わいはリコリスみたいなクセのある甘味、キャラメルやミネラルも感じます。ちょっと通好みの雰囲気があります。
・・と、個人的には、存在感が対照的な2本かと考えています。度数はしっかりしていますが、一度お試しあれ!と思います。