アードモア 秩父ウイスキー祭ボトリング 2021
ARDMORE 23yo Paleopardoxia Chichibu Whisk(e)y Matsuri 2021 for The Whisky Agency
Distilled:1997
Bottled:2020
Age: about 22yo
Strength:51.3%
Cask Type: Hogshead
Bottles: 282 bottling
Comment:埼玉県・秩父市にある秩父神社を舞台の中心に開催される日本屈指のウイスキーイベント”秩父ウイスキー祭”の公式プライベートボトルにあたる。今回はウイスキーバイヤー北梶氏が入念なセレクションを実施し、2021年度公式プライベートボトリングをセレクト。 このアードモアは、リンバーグウィスキーフェアでも同席するなど、特別なパートナーシップで実現したTHE WHISKY AGENCY(以下、TWA)とのジョイントボトリングとなり、評価の高いアードモア1990年代前半原酒に通じる暖かみのあるフルーティーさが前面にあり、オイリーなボディと控えめなスモークとピートが裏から盛り上げる仕上がりとなっている。また、ラベルデザインはTWAの”THE FOSSILS”シリーズをモチーフにして、このパレオパラドキシアの化石はウイスキー祭の開催される秩父が海だった古代1100万年前頃に絶滅してしまった古代生物で、今でも秩父は世界で最もパレオパラドキシアの化石が多く見つかっているエリアとなっている縁から使用されている。
Tastingcomment:香りは甘いヘザー、メンソールの煙草、芝土、燃えさし、鉛筆やインクといった古木系の香味の奥から、スイカやメロンのシャーベット。味わいは蜂蜜、大麦糖、密リンゴと和梨、咳止めシロップやハーブ。ワクシーでオイリー、フルーティーな甘みからピートの煙が焚くき上がる。フィニッシュはレモン、ライム、カモミールティー、正山小種紅茶、甘い灰とスモークが優しく長く続く。