mitosaya薬草園蒸留所 INK ON PAPER 44%

mitosaya薬草園蒸留所 INK ON PAPER 44%

登録日 2019年9月26日 登録者 ボトルカテゴリー Japanese Brandy ボトルタグ IN STOCK

mitosaya薬草園蒸留所 インク・オン・ペーパー

mitosaya薬草園蒸留所は2017年に千葉県・大多喜町に創業。廃園になった植物園を改装して造られている。名前の由来は「実と莢」からきていて「果実だけでなく、葉や根や種、時には莢までも使い、植物の可能性を拡張し、この場所でしかできないボタニカルブランデーを生みだす」という思いが込められているとのこと。主にEau de vie(オードヴィー)をつくるクラフトディスティラリーにあたり、また創業者の江口宏志氏はブックストア経営の経歴を持つ。江口氏は、ドイツのクラフトジンであるモンキー47に感銘を受けて、そのジンの開発に携わったクリストフ・ケラー氏の営むスティーレミューレ蒸留所に住み込みで教えを乞いたとのこと。今回のこのボトリングには原材料にクロモジ(枝、葉)、ミツマタ(花)、ライススピリッツ 、梨が使用されているとのこと。

~mitosaya植物園蒸留所のボトリング紹介から~

樹皮にある黒い斑点が、連なった文字に見えることから名前の付いたクロモジと、昔から和紙の原料に使われているミツマタ。文字と紙という相性の良さそうなもの同士を組み合わせてみました。
クロモジはそんなに大きくはならない木なのか、山道を歩いていてふと目を留めると脇に生えていることも多く、特徴的な黒味がかった枝を見つけると、ついつい小枝を取りその匂いをかいでしまいます。楊枝にも使われる枝からはまさにウッディで爽快な香りがします。
一方春先に咲くミツマタの花は、小さな黄色のまりのような形をしています。名前の通り三つに分かれた枝の先に、それぞれ花がポンポンとついているのだからとてもかわいい。そのまりをよくよく見ると実は小さな花が集まってまりを形を作っていることがわかります。ミツバチも大好きなこのレモン色の花は、どこか懐かしい甘酸っぱい香りが特徴です。 日本で昔から生活の役にたってきた二つの植物の、オリエンタルなアンサンブルをお楽しみください。和食や和菓子と合わせるのも面白い。

是非お勧めします。