The Iridescent Cask WARDHEAD 22y 47.7%
ジ・イリディセント・カスク ウォードヘッド22年
1997~2019年にてボトリング、カスクタイプはバーボンカスクを使用。 蒸留所の奏でる原酒やカスクの種類を変えるなどで、それぞれが異なる個性を持ち、その味わいの変化をそれぞれに楽しむ。そういった個性の違いを、異なる角度から見たときに虹色に変化する「玉虫色」になぞらえて「THEIRIDESCENT CASK(ジ・イリディセント・カスク)」と命名されたシリーズにあたる。ちなみに供給元はスコッチモルトセールスとなる。今回のボトリング・コンセプトは”姉妹蒸留所”の違いに注目。 ティースプーン・モルトとして度々リリースされている2種類の銘柄「バーンサイド」と「ウォードヘッド」は姉妹蒸留所にあたり、このボトリングの対を成すようにバーンサイドもリリースされている。よければ姉妹蒸留所のティースプーン・モルトを同時に味わいながら、それぞれの違いや共通点を感じていただきたいという考えからこの2種同時のリリースの意図がある。ちなみにラベルデザインには姉妹蒸留所が奏でる協奏をイメージしたものとなっており、それぞれのラベルには女性ジャズボーカリストと女性ジャズピアニストを採用している。また、それぞれのメイン原酒のヒントとして、バーンサイドには「The Valley of The Deer(鹿の谷)のティースプーンを」と記載し、ウォードヘッドには「A Village at Foot of The Mountain(山の麓の村落)のティースプーンを」と、それぞれ記載。どちらも同時にもしくは別の機会にでも、味わえる機会を持って個性の違いを楽しんでもらいたいと思う。
テイスティングコメント:アプリコット、ドライフルーツの甘い香り。味わいは滑らかでクリーミー、レーズン、ジンジャー。スパイシーでほのかにピート。フィニッシュは心地よいドライさが続く。