ソサエティ 33.78 55.4%
1998〜2009年瓶詰め、1stフィルバレル使用。明滅する小さな残り火( Leaves little flickering fires)がタイトルになっている。ソサエティ・アーカイヴには次のコメントとなる。香りは、石鹸、灰、そしてメンソールが印象に残る。やがて、焙煎したブラジルコーヒー、表面を軽く焦がしたバニラのさや、グリルしたハム、パイナップル、焦げたヘザーの丘の斜面―焦げた香りが現れる。のちに、香りはさらに深まり、熟れたメロン、油のしみこんだ布、クレオソートとシガーボックスへと移行する。加水すると、石鹸がメインへと戻る―カーボンとMatey〈泡風呂剤〉―この上もなく幸福になり、夢中にさせる一杯。加水前の味は、大量の灰と辛さ(Victory V’s〈のど飴〉、ホースラデッシュ)に、十分に炒ったチョコレートの中のナッツが感じられる。木炭の中の花―塩味と甘味―極めてすばらしい!加水してもなお、穏やかな甘さ、そして苦味と胡椒―口元をチクチクと刺激する小さな残り火―を感じる。