ウィレット ファミリーエステート9年 64.35% for SHINANOYA
信濃屋限定ボトル。 ウィレットは1600年代開拓者としてアメリカに移住。当初は、コニャックのノウハウを活かして蒸留し、1900年に入りバーズタウンでウィレット蒸留所を建設するようになる。1936年には48,623樽の在庫を所有するまでになるがその後、1980年初頭の環境問題の対策により今後の蒸留を断念。その後、”ケンタッキーバーボンディスティラーズ”として、残りの原酒と他社からの供給により瓶詰・販売を行っていたが、2012年1月に約40年ぶりに再稼動することとなる。 テイスティングコメントは、樹脂、胡椒と新木系の香りに地下室のような古木系のニュアンスも感じるウッディで複雑な香り。バナナ、シナモンのスパイスも。 口に含むと、様々なスパイスが強烈且つスムースに広がり、プルーン様のドライフルーツ、砂糖漬けのオレンジの果皮へダイナミックに展開。 フィニッシュはドライフルーツとスパイスが非常に長く続き、仄かにイチゴジャム、カルダモン、プーアル茶が印象的。