ダグラスレイン オールド・モルト・カスク グレンオード23年 ビック・スタンプ(1990-2014)

ダグラスレイン オールド・モルト・カスク グレンオード23年 ビック・スタンプ(1990-2014)

登録日 2024年6月25日 登録者 ボトルカテゴリー Glen Ord ボトラー Douglas Laing ボトルタグ IN STOCK

DOUGLAS LANG Old Malt Cask ”Big Stamp” GLEN ORD 23 years for JIS

Distilled: 1990
Bottled: 2013
Age: about 23 yo
Strength: 53.2%
Cask Type: Refill Butt
Bottles: 180 bottling

Comment: ダグラスレイン社は1948年にグラスゴーで設立されたボトラーで、その前身はアメリカを主な取引先とする海運業者から始まっている。 同社はその突出して高い品質のモルトウイスキーを当時から保持しており、ブレンデッドウイスキーの生産者(ブレンダー)としての一面を持つ彼らは、シングルモルトとしての基準に満たない樽は全てブレンデッドウイスキーへ回し、品質に妥協しないリリースを続けてきたという。フラッグシップシリーズの”オールド・モルト・カスク”は1998年からリリースされており(同社の50周年にちなんでできたシリーズと言われている)、特徴としてボトリングされる度数は一部を除いて50%に統一されていたが、さらに日本のインポーターであるジャパン・インポート・システムに限定でスペシャル・カスク・ストレングスシリーズをリリース。これが通称”ビック・スタンプ”シリーズと言われるようになった。しかし、同社は2013年に分社をして、弟のフレッド・レイン氏がダグラスレインという会社名を引き継いたことにより、実質的にこのビックスタンプはこの時のリリースを最後に(当時は同時にリトルミルもリリースされている)ラストとなったという。

Tasting comment: 香りはライチやパッションフルーツのような瑞々しい果実と麦のクリーミーさ。味わいはココナッツやホワイトチョコ、オレンジクリームと優しいダージリンの心地よいビターさ。フィニッシュはジンジャーやマジパンの甘さが残り、一貫して派手さはないが優しい余韻が続く。