ヴァンヴィー 信州アブサン 樽熟成 2018
VinVie Shinshu Absinthe Barrel Aging 2018 Aged 4 years
Distilled: 2018
Bottled: 2022
Age: about 4 yo
Strength: 64 %
Cask Type: French Oak
Bottles: ‐ bottling
Comment: VinVie は、リンゴ農家とブドウ農家が手を取り、南アルプスが目の前に見える丘の上に醸造所を2018年に設立。自社畑で育てたリンゴとブドウを用いて、南信州の気候風土を反映したシードルやワインを生産しているのが特徴。今回のこのボトルは、”南信州のボタニカルでアブサンを作ろう!”がキーワードとしてあるとのこと。2016年春、まし野ワインの醸造家であった竹村氏の畑を借り”ワームウッド”を植えたところ、元気に育つことが分かり、2017年から本格的にアブサンをつくるプロジェクトが動き出すこととなる。その年に書籍”アブサンの文化史”が和訳された時で、タイミングよく翻訳家の浜本隆三氏も招き苗付けをしたとのこと。2018年春に、まし野ワインに蒸留器が設置され、3月にも全国のバーテンダー達と苗付けを行うことに。同年秋の蒸留に、ラベル制作を経て2019年8月、ついに本プロジェクトから待望の南信州のアブサンがリリースとされることとなった。それから第二弾のリリースは、2018年11月に仕込み、フレンチオーク樽で約1年間熟成した、樽熟成バージョンでつくることに。そして第三弾となる今作は、四年間の樽熟成を経て魅惑の琥珀色に仕上がった逸品となる。長野県産のメルローとカベルネソーヴィニヨンから作られたホワイトブランデーをベーススピリッツにして自家栽培のにがよもぎをふんだんに使用。白ワイン樽(フレンチオーク)での樽熟成により、淡い琥珀色でやさしい味わいのアブサンに仕上がっている。 原材料名:ブランデー(長野県産)、にがよもぎ(高森町産)、スターアニス(中国産)、フェンネル(飯田市産)
Tasting Comment: リフレッシングで心地良いアロマ。加水すると濃密に白濁。アニスの味わいが全面に広がり、ニガヨモギの心地よいビター感を感じられる。しっかりとしたハーブの風味を持ちながらも、豊かでまろやかな口当たりが楽しめる(生産関係者のコメントを参照)。